米国判事、銃に対するメキシコ訴訟の公聴会を中止

Jun 01, 2023

2016年10月14日、メキシコ市の国防省本部にある麻薬博物館に軍が使用し、メキシコの麻薬密売組織のライフスタイルを兵士に紹介するために展示されている銃。ロイター/ヘンリー・ロメロ/ファイル写真、ライセンス権を取得

［メキシコ市 ８月２６日 ロイター］ - メキシコ外務省は土曜日、麻薬カルテルへの武器密売を促進した米国の銃器製造業者の責任を問うメキシコが起こした１００億ドル規模の訴訟について、米国判事が公聴会を中止したと発表した。

同省は米国の控訴裁判所に訴訟を再開するよう求めており、月曜日に開催される予定だった審問が先週の木曜日に中止されたと発表した。

同省は、「この事件を担当したシンディ・ジョーゲンソン判事は公聴会を取り消す命令を出したが、その中で彼女は現在の訴訟の審理を免除することを検討していると述べただけだ」と述べた。

判事と米国裁判所関係者からのコメントは得られていない。

米国の銃規制当局ATFによると、メキシコで回収・追跡された犯罪用銃の10丁のうち7丁は米国製だという。 この水準はカリブ海全域で80％近くに達しており、多くの国がメキシコの訴訟を支持している。

メキシコ政府と米国政府は最近、犯罪組織から押収した武器の電子追跡プログラムを通じて武器密売の規制を強化することで合意したが、両政府とも計画の詳細は明らかにしていない。

リズベス・ディアスによるレポート。 サラ・モーランド著。 編集：ロバート・バーセル

当社の基準: トムソン・ロイターの信頼原則。